京都で女子大生していた

大学生してみて気付いた京都を紹介します

大学生をしてみて思うこと

こんにちわ。

京都はいいお天気です。大学の図書館から見える石灯籠と紅葉がいい具合です。


先日、ものすごいオシャレなカフェで友人と語っていた時、

「大学生活の4年間でだいぶ変わった」

という話題になりました。

そこで少し振り返り、考えてみました。


私立の中高一貫校に通い、それなりにお勉強の出来る人々に囲まれて育った6年間。わたしはとにかく「生きること」に必死でした。

友達に無視されないように、笑って過ごせるように、とにかくそのことに必死。必死すぎて、自分のことも他人のことも許せない。

この時代を「クルトガ時代」と勝手に呼んでます笑


それから、京都の大学行く!と決めて、受かって、こっちへ来て。世界が広がりました。

特別に何が変わったのかは分からないけれど、いろんなところから来る同回生、先輩、後輩から、いろんな価値観にも出会えた。

何をやってもいいんだなぁ、と漠然と思ったし、同じように美術館を巡る友達や本について語ることのできる友達に出会えたことは本当に心の支えになりました。


「自分はどのように生きていくのか」を考える、大切な時間だったんだなぁと感じました。

勉強もして、たくさん寝て、夜更かしして、遊んで、失敗して、喧嘩して、イライラして、笑って、愛し愛されて、そうして、今の私が出来た。


「今のあなたは自分のことも他人のことも許せるようになったでしょう?」

教育実習で、担任だった先生に言われて、びっくりした。気づかなかったけど、私は確実に変わっていた。


「今の君やから、僕は好きになったんやで?」

2人で散歩をしている時に言われて、自分に自信がもてた。


生きるということは、常に何かを選択することだと思う。

違う選択をしていたら今の私はいない。そっちの方がいい人生かもしれない。でも、私は、今の私を愛してくれる家族、友達、先輩後輩、恋人がいてくれるから、これでいいやって思います。


さて。これからどうやって生きていこうか。

就職して、働いて、もっとたくさんの人に出会い、別れ。そうして選択していく中で、次の時代を生きる人を育てていきたい。

「あなたもたくさんのことを学びなさい」と、しっかり大学に送り出してあげたい。


周りには短大や専門学校、留学する人もいた。別に大学じゃなくてもいいのかもしれない。でも、「生きることを学び考える時間」は絶対に必要であると、声を大にして言いたい。


大切な人たちと笑って生きることができればいいや。


これが大学生活で学んだ、1番大切なことかもしれない。