京都で女子大生していた

大学生してみて気付いた京都を紹介します

景観美

こんばんわ。

卒論も出し、部活もおわり、なんと週5で予定なしになりました。はは。


今日も暇の極みだったので、ふらっと京都観光がてらお散歩へ。

私の住んでる東山区はほんとに観光地なのでどこを歩いても何かにぶつかる。寺社仏閣、料亭、旅館、史跡、お茶屋、和菓子屋、オシャレなカフェ、お土産屋…東山区以外でも、京都はほんとにいろいろある。お散歩好きは京都にきたら面白いと思う(勝手に)


京都をお散歩してて思うのは、景観が美しいこと。これは景観だけの問題ではなく、建築美、自然美、文化といった「美」がそこかしこに散りばめられてるからだと思う。例えば

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この町屋、高台寺の門前にある石塀小路にあるのですが、石畳の町屋が続く中の一軒です。ここから感じられるのは、歴史からはじまり、お正月飾りのしめ縄や餅花といった文化、そして真っ赤な暖簾の装飾美に申の字の書道美。美がたくさん。だからお散歩していて飽きない。もちろん、住んでいる方々が家だけでなく町や通りを美しく保っているからでもある。

しかしこの生活が許されるところと許されないところがある。

わたしの実家のある愛知でそっくり同じことをやっても同じにはならないし、興ざめである。東京にはもっとスタイリッシュさが、大阪にはモダンさが合う。その土地土地の風土や住む人々によって作られてきた美は一長一短には変えられないし作れない。ローマは一日にして成らず。


そんなことを考えながらお散歩していました。

わたしは文学部国文学科です。高校の時には国語の成績がズバ抜けてたから国文学科にきました。勉強は楽しいし、そのことに後悔はありません。

でも、京都に住んで、大好きな書道をして、バイトで京料理や宇治茶やお寺に関わっていくうちに、伝統芸能、日本食、美術工芸、復職美なども勉強したくなりました。


まだまだこれから。いろんな勉強をしていきたい。

こうして予定のない女子大生はまたお散歩にでかけるのでした。

おしまい。