京都で女子大生していた

大学生してみて気付いた京都を紹介します

バイト

こんばんわ。

有川浩の「植物図鑑」読んでひとしきりきゅんきゅんしてきました。


今日、お寺のバイト最終日でした。

いやぁ、月の半分入りました。大学よりも通ってる。


朝早くに来て、作務衣をきて、凍てつく堂内を歩くと身が引き締まる。吐く息は白く、御朱印を前に気合いを入れます。

紅葉の特別公開の季節はほんとうに人が多い。時間はあっという間に過ぎていきます。

16時の鐘の音が聞こえるとそろそろ終わりかなぁ。夕陽に光る御本尊をみて、ライトアップに切り替わるお庭を眺めて帰る。


やたらとお寺とそのあたりの京都に詳しくなる。トイレの場所、おすすめスポット、御朱印の種類、宗派、一番近くのお寺まで何分か、バスの種類…などなど

お得?ですねぇ。


お寺で働いて思ったのは、名所だから来てる人もいれば、本当に手を合わせてありがとうと言って帰っていく人もいる。

どんな人がきても清々しい気持ちで帰って欲しい。どんな人もいい思い出を作って欲しい。

そんな風にお坊さんも職員さんも働いてること。それは本当に、京都のお寺で働くということの根底に流れるものであると思う。

本当によくしてもらって、失敗もしたし何度か辞めたいとも思ったけど、それでもちゃんと御朱印係として信頼して任せてくれて。

いろんなことを学びました。

印を押しすぎて潰れた手のマメや痛めた腰のこともいい思い出です。


そして思ったこと。

ストレスたまってんのかな、お坊さん煙草吸いすぎな。

頑張れお坊さん!!!!