京都で女子大生していた

大学生してみて気付いた京都を紹介します

家族

うちは父、母、わて、弟の4人家族で、両親ともに高校の教員。父方の祖父も高校の教員、母方の祖父は公務員と、恐ろしくお堅い家族である。

先日、北条かやさんhttp://kaya8823.hatenadiary.com/about

のブログで、「アタッチメント障害」つまり、「愛着障害」について書かれていて、非常に興味が湧いた。読んでいて、軽度のアタッチメント障害ならみんなにもあるのではないか、と思ったからである。


というのも、わたしはなかなかうまいことアタッチメントできない。人とうわべの仲良しならすぐに出来るのだが、それが深くなればなるほど難しくなる。

まあ、みんなそうなのかもしれない。

が、しかし、恋愛は特に酷い。

自分に自信がもてないから、自分にも相手にも上手に愛着がもてない。

果たしてこれがアタッチメント障害の項目に当てはまるのかは謎だが、幼少期の育ち方が大いに影響していると思われる。


私は幼い頃、父と何かをした記憶があまりない。なにしろバリバリ最前線の教員で、担任、生徒指導部、部活の顧問をやっていた父は家にほぼいなかったからである。

母はそのころ育休をとっていたので家にはいたが、体が弱いことや若かったこともあって、私の存在にイラついていたのだろう。あまり良い思い出がない。

弟は身体が弱かったため、ほぼ毎日母が病院に連れて行っていた。母を弟に取られたようなもんだ。


もうお分かりだろう。私には幼い頃の家族団欒の記憶が乏しい。

とくに母とは喧嘩ばかりだ。あまりにも基本性格が反対すぎて、なのに変なところが似ていたからだろう。後はなにしろ母が若く私が幼かったからだと今ならわかる。


アタッチメント障害とは、ちゃんと親から育ててもらったらならない、という。両親揃っているし、大切に育ててもらったと自覚している。のにも関わらず、人の愛し方がわからない。

教員が自分の子供の教育に不器用なのだからなんとも本末転倒である。


と思っていたが。

だいぶ反抗期から脱出し、大人になり。誰でも初めてのことは戸惑うよなぁ、とぼんやり思った。

よく、長男や長女は不器用で甘え下手だと言われるが、その通りだと思う。初めての子供よりも次の子供の方がうまくいくに決まってる。


しかしもう長女として生まれてしまった。かなりの不器用である。

仕方ないなぁ。不器用なりに真面目に愛するよりほかないなぁ。


そんでもって、たくさんの子供に愛を注ぎたいなぁ。

と、よくわからない母性を爆発させて、今日も生きている。