京都で女子大生していた

大学生してみて気付いた京都を紹介します

福は内

こんばんわ。

キリギリ節分ですね。ええ、ギリギリ。

京都では各神社で節分の行事が行われ、それはそれは観光客が群がり豆を奪いあうというなかなかシュールでエキサイティングな1日となりました。


「節分」といえば、狂言で「節分」というものがあります。わたしはゼミでこの狂言を調べ大変な目にあいました。なぜなら「節分」はかなりの古典狂言であったので調べることが山のようにあったから。ははっ。思い出しても涙がでる。


蓬莱の島からやってきた鬼は、とある女の家を覗こうとしたら目に柊がささって痛い思いをするが女に一目惚れ。家の中に入れてもらうと今度は女から隠れ蓑をとられ隠れ笠をとられ打ち出の小槌をとられ、豆を撒かれて追いだされ、逃げてゆく。


とゆうもの。もはや初期段階で引っかかる。蓬莱の島とはどこか?道教思想である?不老不死?日本での初出は?つぎに民俗学で引っかかる。柊?なんで?だいたい節分とは?つぎに伝承文学で引っかかる。鬼の三宝とは?いつから?初出は?

し!る!か!!!

こうしてキレた私はゼミの課題を放置し、八坂さんで行われた豆まきに参加し、舞妓さんが投げた豆を見事GETした。のが昨年の節分である。思えば1年とはあっという間であった。早いなぁ。


今年は豆も恵方巻きも食べなかった。節分?なにそれ?へ?てな具合でござんした。なにしろあたしゃバイトしてましたから。お客さんが八坂さんの豆を持っていたり、祇園節分とかかれた手提げ袋を持っているのをみて、あぁ節分…と思ったわけです。

ちなみに、相方は生まれてから今までずっと大阪に住み、大学も京都という生粋の関西人のため恵方巻きは欠かせないのだとか。わたしは恵方巻きがコンビニに出始めてはじめて恵方巻きを知ったので、恵方巻きは馴染みがない。から、今夜のご飯はサツマイモの天ぷらでしたとさ。

ちゃんちゃん。


とりあえず、福は内!!!!