京都で女子大生していた

大学生してみて気付いた京都を紹介します

城の崎にて

こんにちわ。

先日城崎温泉いってきました。まだ雪も残ってて風情があって素敵でした。温泉あったけぇ〜

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寒い寒い!といいながら浴衣にうわっぱり来てマフラー巻いて熱いお湯に浸かる。最高。

しかも今の城崎は蟹が旬。ご飯が豪華だったなぁ。茹で蟹、但馬牛のしゃぶしゃぶ、蟹のお造り、蟹のすまし汁、梅酒、日本酒……最高か!最高か!!


城崎に来る前に、志賀直哉の『城の崎にて』を読んだ。高校の教科書で読んだ時には「なんだか辛気臭い話だなぁ」としか思わなかったのに、なるほど、今読んでみると「生と死の偶然性…ここがメタファー…」とまあ国文学科の学生らしく読むことが出来ましたよ。はい。

小さい時からいいものに触れることは大切だけど、でも、そこで終わっちゃもったいない。反芻することが本当に大切なことだと思う。「昔あれ読んだなぁ。今読んだらどうなんだろう。」そう思って、読んでみたら、新しい発見が必ずある。新しい感動が必ずある。今回の『城の崎にて』を読んだ時も思った。読書とは「これも読んだぜ!」と名作スタンプラリーをするのではなく、「これもあれもそれもおもしろい!もう一回!今度は同じ作者の別のも!」と深く楽しむものであると、そう感じた。


城崎文芸館で白樺派の展示をみて興奮していたら、我が相方が文芸館の感想ノートに、「彼女ときました。白樺派だー!と興奮していました。文学少女は奥が深いですね。」とコメントしていた…でも耽美派の方が好き…ゴニョゴニョ…


つまり、なにがともあれ、城崎は素敵なところ、でしたとさ。